東京建物(株)は4日、(株)伊予銀行、ヒューリック(株)、日本橋1丁目開発特定目的会社と共同で開発を進めてきた「(仮称)日本橋1丁目プロジェクト」(東京都中央区)の新築工事に着手した。
同プロジェクトは、JR「東京」駅徒歩7分、東京メトロ東西線・銀座線および都営浅草線「日本橋」駅に直結。オフィス(4~13階)、多目的ホール(2・3階)、商業店舗(地下1階・地上1階)を備えた複合オフィスビル。敷地面積約2,200平方メートル、延床面積約2万3,000平方メートル、鉄骨造・鉄筋コンクリート造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造、塔屋2階地下2階地上13階建て。
オフィスは、ワンフロア約400坪の整形無柱空間とし、企業の多様なニーズに応えるフレキシブルな計画としている。また、防災意識やBCP対策ニーズの高まりに対応し、免震構造(地下1階柱頭免震)を採用。72時間運転可能な非常用発電機も備え、停電時にはオフィス専有部に対しても電源供給を行なうなど、BCP対策をサポートする。
竣工は、2015年2月の予定。