三菱地所(株)と東京藝術大学は、10月22~27日までの期間、丸ビル(東京千代田区)で「藝大アーツ イン 東京丸の内」と題したイベントを開催する。次代を担う新鋭アーティストの支援と、訪れた人々に気軽に芸術を楽しんでもらうことを目的に開催しているもので、今年で7回目。
今回は、同大学大学院音楽研究科オペラ研究部の教員と学生との共演による、ドメニコ・チマローザのオペラ「秘密の結婚」上演の他、ピアノ専攻学生によるランチタイム・コンサート、イブニング・コンサート、丸の内就業者が演奏する「丸の内ワーカーによる『金曜日のピアニスト』」など、多数の公演を用意する。
なお、同社は、同大学を卒業した若い芸術家の支援のため、2008年より同イベントに「三菱地所賞」を設置。音楽部門5名、美術部門5名の計10名に賞を授与。期間中には各受賞者によるリサイタルの開催や立体作品の展示も予定している。