大東建託(株)は4日、復興支援の一つとして全面協力した「女川向学館」(宮城県女川町)の寄宿舎工事が完了したと発表した。
「女川向学館」は、震災により学ぶ場所を失った子供たちを支援するため、NPO法人カタリバが運営する無料の放課後学校。建物は平屋建てで、個室6室、ダイニングキッチン、バスルーム、シャワールームなどを完備する。
同社は、同施設で働く講師・ボランティアの「落ち着いて住める家がない」という声を受け、建設に協力していた。建設資金1,500万円は、(一社)アーカイム日露友好協会が寄付。メーカー31社が資材・住宅設備機器を提供した。