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リーマンショック後では最多、「プラウド船橋」全1,497戸を即日完売/野村不動産

「プラウド船橋」全景

 野村不動産(株)は、三菱商事(株)と共同で開発・販売を行なってきた分譲マンション「プラウド船橋」(千葉県船橋市、総戸数1,497戸)が、8月末の四街区1期2次23戸の即日完売により、全戸連続即日完売したと発表した。リーマンショック後の新築マンション販売実績では最多となる。

 同物件は、東武野田線「新船橋」駅前、総面積約17万平方メートルの旭硝子工場跡地の再開発の一環。地上10階建てのマンションを、全5街区に分け開発。「スマートシェア・タウン構想」に則り、駐車場に電気自動車(以下、EV)対応区画を200区画完備。EVと電気自転車を住民でシェアする「EVモビリティタウン」の形成、EV・リチウムイオン電池・太陽光発電の融合による非常災害時の電源確保システム、各住戸のスマートメーターによる電気・ガス・水道のエネルギーの見える化、街づくり協議会による住民・起業・団体協働による交流の場の創設などが特長。

 住戸は、2012年7月から順次登録募集を開始。3LDK・4LDK、専有面積70~100平方メートル。販売価格は、2,546万~5,720万円。最多価格帯は3,100万円。総申込件数は2,919件、来場総数は約2万4,000組に達した。30~40歳代の一次取得者層を中心としながら、約2割がシニア層となる等多世代に評価された。


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