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投資用1棟マンション、新規掲載物件価格が大幅上昇/ファーストロジック調査

 (株)ファーストロジックは10日、2013年8月期の「投資用市場動向データ」の調査結果を発表した。8月中に同社が運営する収益物件のマッチングサイト「楽待」(http://www.rakumachi.jp)へ新規掲載された物件・問い合わせのあった物件の取引状況を調査したもの。

 投資用1棟アパートは、新規掲載物件の表面利回りが10.76%(前月比0.14%減)。問い合わせ物件の表面利回りは12.71%(同0.19%減)と下落した。新規掲載物件の物件価格も、5,713万円(同92万円減)と大幅に下落、今年最低価格となった。問い合わせ物件価格は5,190万円(同140万円増)と上昇した。

 投資用1棟マンションは、新規掲載物件の表面利回りは9.56%(同0.00%)と変化なし。問い合わせ物件の表面利回りは11.08%(同0.19%増)と上昇。物件価格は、新規掲載物件が1億9,280万円(同569万円増)、問い合わせ物件も1億6,849万円(同480万円増)と大幅に上昇した。

 投資用区分マンションは、新規掲載物件の表面利回りは10.44%(同0.29ポイント減)に。問い合わせ物件の表面利回りは12.98%(同0.92%増)と大きく上昇し、今年最高利回りとなった。物件価格は、新規掲載物件が1,019万円(同38万円増)と上昇、問い合わせ物件が752万円(同96万円減)と下落した。


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