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稼働率の向上、経費効率化により増益達成/ADR13年7月期決算

 アドバンス・レジデンス投資法人(ADR)は9日、2013年7月期決算を発表した。

 当期(13年2月1日~7月31日)の営業収益は134億9,300万円(前期比10.7%増)、営業利益69億7,600万円(同8.7%増)、経常利益52億9,200万円(同13.0%増)、当期純利益52億9,100万円(同13.0%増)、1口当たり分配金4,597円。

 当期は、新たに14物件を取得。現在の保有資産は204物件(取得価格計3,938億円)となった。匿名組合出資持分への投資を行ない、将来の外部成長を実現するための物件確保を図った。期中平均稼働率も96.6%を達成。礼金収入の増加や新規契約手数料をはじめとした募集経費の効率化でキャッシュ・フローの向上に努め、増益を達成した。

 次期は営業収益135億9,300万円、営業利益69億3,800万円、経常利益53億3,300万円、当期純利益53億3,200万円、1口当たり分配金4,500円を見込む。


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