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不動産取引や暴力団排除対策に関するセミナーに260名超が参加/全日埼玉

開催に先立ち、「今後は公益性のある事業を逐次重ね、不動産会社、消費者と一緒に歩めるような組織にしていきたい」などと語る埼玉県本部本部長の菊田邦彦氏
セミナーの様子

 (公社)全日本不動産協会埼玉県本部は11日、大宮ソニックシティ(さいたま市大宮区)で、「消費者のための不動産セミナー」を開催し、260名を超える人が参加した。

 開催に先立ち、埼玉県本部本部長の菊田邦彦氏は「今年の4月から公益社団法人になり、今後は公益性のある事業を逐次重ね、不動産会社、消費者と一緒に歩めるような組織にしていきたい」などと語った。

 5回目となる今回は、不動産取引や暴力団排除対策に関する講演およびQ&Aコーナーを企画。講演では、埼玉県都市整備部建築安全課の加藤隆司氏(宅建相談・指導担当主査)が「相談事例から見る不動産取引の注意点」として、賃貸借契約の流れに沿って相談件数の多い事例を紹介しながら、消費者を対象に注意点などを解説した。

 続いて、埼玉県警察本部捜査第4課の本橋一良氏(埼玉県警部補)が「暴力団排除対策」について講演。「入居後に暴力団事務所と判明」など2事例に基づくロールプレイング形式で、対策のポイントを伝授した。最後に映画監督の山本普也氏が「大人の真面目な社会学」をテーマに、自身の賃貸アパート経営や分譲マンション購入エピソード、撮影アシスタントとして関わった1964年東京オリンピックでのエピソードなどを披露した。
 


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