ケネディクス不動産投資法人(KRI)は11日、Global Real Estate Sustainability Benchmark(GRESB)調査で最高位となる「Green Star」評価を、2年連続で取得したと発表した。
GRESB調査は、09年に欧州の主要年金基金のグループを中心に創設された不動産セクターのサステナビリティ・パフォーマンスを測るベンチマーク。50社以上の有力な機関投資家が加盟。今年の調査には、世界で543の不動産会社、REITや不動産私募ファンドが参加した。
同評価取得の理由として同社は、「サステナビリティに関するビジョン、目標の設定と管理体制の構築」、「サステナビリティ・ポリシー、戦略の実行による運用パフォーマンスの計測と最適化」などの取り組みが評価されたとしている。なお、日本のオフィスビル部門でも、8社中1位にランク付けされた。