不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

横浜・鶴見のマンション、YSCP実証参加認定/住友不動産

「シティハウス横濱鶴見ステーションコート」完成予想図

 住友不動産(株)は13日、2014年1月に竣工予定の分譲マンション「シティハウス横濱鶴見ステーションコート」(横浜市鶴見区、総戸数85戸)が、横浜市が推進する「横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)実証参加認定」制度に認定されたと発表した。同制度の認定物件第2号となる。

 「YSCP実証参加認定」制度とは、低炭素な都市の構築を目指し、官民一体で取り組むもの。YSCP実証に参加する予定のある集合住宅などを横浜市が認定する。

 「シティハウス横濱鶴見ステーションコート」で実証実験参加を希望する入居者は、専用登録サイトから申請後、諸手続きを経て省エネ行動実験を開始し、YSCP推進協議会が運営する地域エネルギー管理システムに電力使用データの提供およびアンケート回答などを通じて情報を提供する。実験の参加者にはYSCP推進協議会を通じて協力金が支払われる。

 同物件はJR「鶴見」駅から徒歩5分、京急線「京急鶴見」駅から徒歩約10分に位置。敷地面積3,237.36平方メートル。鉄筋コンクリート造、地上7階建て。全戸にHEMSを導入し、消費電力を「見える化」。キッチン、バスなどの水回りや床暖房を高効率ガス給湯器の「エコジョーズ」を導入するほか、給湯量を自動調節できる「エコ運転機能」や使用した一日のガスやお湯の量、CO2排出量を表示する「エネルック機能」が搭載された給湯リモコンを採用するなど、充実した省エネ関連設備を揃える。

 専有面積は57.50~80.09平方メートル、間取りは2LDK~4LDK。
 
 入居は14年3月下旬の予定。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら