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大都市圏大型オフィスビル空室率、仙台、神奈川、名古屋、大阪で改善/ビルディング企画調査

 (株)ビルディング企画はこのほど、8月度の全国6大都市圏(札幌、仙台、神奈川、名古屋、大阪、福岡)の主要エリアにおけるオフィス市況調査結果を発表した。

 各都市圏の平均空室率は、札幌が7.14%(前月比0.03ポイント増)と5ヵ月連続で上昇。福岡も9.02%(同0.03ポイント)と微増した。一方、仙台は12.99%(同0.03ポイント減)と6ヵ月連続、神奈川は9.06%(同0.34ポイント減)と4ヵ月連続で改善。名古屋は11.01%(同0.10ポイント減)で改善に転じ、大阪は11.81%(同0.27ポイント減)と3ヵ月連続の改善となった。

 推定成約賃料は、札幌が7,912円(同22円減)、仙台が8,565円(同7円減)、大阪が9,028円(同8円増)、福岡が9,091円(同38円減)と横ばいで推移。神奈川が1万705円(同115円増)で上昇に転じ、名古屋が9,795円(同103円増)と5ヵ月ぶりに上昇した。


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