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東京23区住宅購入意向者の約3割「購入する自信がない」/オープンハウス調査

 (株)オープンハウスは18日、「東京23区内での持ち家志向に関する意識調査」結果を発表した。

 9月6~8日にインターネットによるアンケート調査を行なったもの。対象は、現在、東京23区内に居住していて住宅購入を検討している30~40歳代の既婚男性100名(有職)、同既婚女性100名(有職・無職問わず)。

 それによると、東京23区内に居住している住宅購入意向者の83.5%が東京23区内に住みたいと回答。さらに、希望エリアで住宅を購入することに「こだわりがある」(86.8%)一方で、「購入する自信がない」と回答した人が33.8%に及んだ。その理由では、「住宅購入資金が不足しているから」が60.9%でトップ。「おおよその価格を理解しているから」(43.8%)、「借金をすることに気後れがあるから」(35.9%)と続いた。

 また、「希望エリアにこだわりがある」と回答している人が多い中、「希望エリア外でも、予算内で理想に近しい物件」であれば約7割(67.5%)が購入すると回答。希望エリアよりも、価格を優先することが分かった。


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