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タブレット型情報端末機器を活用した「応急危険度判定支援ツール(訓練版)」の無償配布を開始/建築研究所

 (独)建築研究所は、国際航業(株)の協力のもと、タブレット型情報端末機器(iPad等のiOS機器)による応急危険度判定支援ツール(以下、支援ツール)を開発。24日よりアップル社のApp Storeを通じて、その訓練版の無償配布を開始した。

 支援ツールとは、応急危険度判定調査票の作成を支援するもの。メイン画面の地図上で調査対象建物とその構造を選択すると、紙の応急危険度判定調査票と同じ物が画面に表示され、画面をタッチすれば入力することができる。
 記入漏れチェック等の入力支援機能も採用。調査結果はデジタルデータとしてパソコンに取り込むことができるため、容易に集計することができる。さらに、電子地図上に調査結果を表示することも可能。

 動作環境はiOS4.3以上が動作するiPad、iPhoneおよびiPod touch。

 今後は、今回の無償配布を通じて操作性や機能等についての意見・要望を集めることでさらに改善を図っていく考え。


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