不動産情報サービスのアットホーム(株)は27日、同社のネットワークにおける2013年8月期の首都圏新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格データを公表した。
対象は、登録物件が新築戸建て7,763件、中古マンション1,066件。成約物件が新築戸建て1,413件、中古マンションが341件。
新築戸建の平均登録価格は、1戸当たり3,294万円(前年同月比4.7%上昇)。平均成約価格も1戸当たり3,294万円(同 2.0%上昇)と、いずれも6ヵ月連続のプラスとなった。これは東京23区と都下で再び上昇に転じたこと等が要因。
一方、中古マンションの平均登録価格は、1戸当たり2,103万円(同2.3%上昇)と、2ヵ月連続のプラスとなった。平均成約価格は、1戸当たり 2,137万円(同8.2%上昇)と3ヵ月ぶりのプラス。成約の多い神奈川県で、1,000万円台の物件が半数に迫る等、低価格志向により2ヵ月連続の下落となったものの、東京23区で4,000万円以上の物件の成約が伸びたことによる。