ジェイアール西日本不動産開発(株)はこのほど、ホテル「福岡天神NKビル」(福岡市中央区)の開発に着手した。
JR西日本グループでは、「中期経営計画2017」において、不動産分譲・賃貸事業の沿線外・エリア外での積極展開を掲げている。今回の福岡エリアでの土地取得による商業施設の開発は、グループ初の取り組みとなる。
同物件は、九州最大のファッションゾーン「天神」と、九州電力本社をはじめオフィスビルなどの立ち並ぶ「渡辺通」との中間に位置。物件近くには、九州各地の高速バスの一大交通拠点となっている「天神バスセンター」があり、九州新幹線の博多開業と合わせて、西日本全域とアクセスしやすい立地となっている。
鉄骨造10階建て、敷地面積約831平方メートル、延床面積約4,125平方メートル。1~10階は、立地特性を活かすべく、ホテル「カンデオホテルズ」を核テナントとする商業施設の開発を計画。1階には、レストラングループ「エンテック」が入居を予定している。
竣工は14年秋の予定。