東京建物(株)のグループで商業施設専門にプロパティマネジメント業務を手掛ける(株)プライムプレイスは30日、大手町の新商業施設「OOTEMORI(オーテモリ)」の10月2日の開業に先駆け、内覧会を開催した。
同施設は、東京建物と大成建設(株)が開発する、敷地面積1万1,037.84平方メートル。鉄筋コンクリート造一部鉄骨鉄筋コンクリート造(地下)、鉄骨造(超高強度CFT柱、地上)、地上38階地下6階・塔屋3階建ての「大手町タワー」の地下1~2階の商業ゾーン。施設内に東京メトロ東西線、丸ノ内線など地下鉄5路線が乗り入れる大手町駅地下ネットワークの中心に位置する。
「都市を再生しながら自然を再生する」という開発コンセプトを具現化した、約3,600平方メートルにおよぶ本物の森を再現した「大手町の森」から想起される名称として「OOTEMOE(オーテモリ)」と名付けた。高さ15mの吹き抜け空間を通じ、地上の「大手町の森」からの自然光を取り入れることで、地下にいながら森の中にいるような安らぎを感じられる施設環境を整備した。
今回オープンするのは、新業態の店舗や商業施設初出店を含め、大手町エリアで「女性が使いやすい、入りやすい」飲食・食物販・サービスを中心とした25店舗。また、2014年春には、ファッション雑貨、コスメ、カフェなど5店舗がオープンする予定。