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建設工事受注高、5ヵ月連続増/国交省調査

 国土交通省はこのほど、2013年8月分の「建設工事受注動態統計調査」(大手50社調査)の結果を発表した。

 同月の受注総額は1兆14億円(前年同月比21.4%増)と、5ヵ月連続で増加。国内は、公共工事、民間工事ともに増加し、合計9,740億円(同21.5%増)と、こちらも5ヵ月連続の増加となった。

 民間工事は6,610億円(同23.0%増)と5ヵ月連続の増加。
 発注者別では、金融業、保険業、サービス業、運輸業、郵便業等が増加し、不動産業、卸売業、小売業、建設業等が減少した。
 工事種類別では、建築が増加、土木は減少した。事務所・庁舎、倉庫・流通施設、店舗等が増加し、住宅、土地造成、電線路等が減少した。

 公共工事は2,783億円(同23.9%増)と5ヵ月連続の増加。国の機関は前年同月比19.9%増と2ヵ月ぶりの増加、地方の機関は同30.5%増と2ヵ月連続の増加となった。
 発注者別では、国の機関は、国、独立行政法人が増加し、政府関連企業等が減少。地方の機関は、都道府県、市区町村が増加し、それ以外が減少した。
 工事種類別では、建築、土木ともに増加した。倉庫・流通施設、港湾・空港、治山・治水等が増加し、道路、医療・福祉施設、工場・発電所等が減少した。


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