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東京・品川の公有地活用プロジェクト名を「品川シーズンテラス」に/NTT都市開発他

「品川シーズンテラス」外観パース
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 NTT都市開発(株)、大成建設(株)、ヒューリック(株)、東京都市開発(株)は2日、共同で開発している「芝浦水再生センター再構築に伴う上部利用事業」のビル名称を「品川シーズンテラス」に決定したと発表した。
 
 同事業は、東京都下水道局が管理する「芝浦水再生センター」の老朽化した施設のリニューアルに伴い、上部空間の有効利用を図るもの。約4万9,457平方メートルの敷地に、鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造・免震構造の地上32階地下1階建て、延床面積約20万5,785平方メートルのオフィスビルを建設する。

 東海道新幹線をはじめJRや私鉄各線の利用が可能な「品川」駅徒歩6分、羽田空港へのアクセスにも優れた立地に位置。エリア周辺との一体感を大切に3.5haの広大な緑地を創出することで、ふれあいや賑わいを創出する。
 オフィスフロアは1フロア1,500坪の整形とし、顧客のニーズに対応した効率的かつ自由なレイアウトを可能とする。また、LED照明や高性能Low-E複層ガラス等、省エネ性能に優れた設備を採用する。
 また、光や風、水などの自然エネルギーを効率よく活用する省エネルギーシステムを積極的に導入し、環境負荷低減と快適な室内環境を両立する。なお、東京都の建築物環境計画書において、PAL低減率・ERRに関して最高ランクであるAAAの評価を得ている。

 ビルの名称は環境配慮型のオフィスビルとそのテラスとなる広大な緑地を表現している。


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