プロロジスはこのほど、グローバルの物流施設賃料について分析したレポート「物流施設に追い風、景気回復が賃料上昇を後押し」を発表した。
同レポートでは、2014~17年に掛け、グローバル物流施設全体の賃料が年間5%以上上昇し、4年間で20~50%賃料が上昇すると予想。この見通しは、世界経済が足踏み状態から脱しつつあることと、景気回復のペースが加速していることに基づいたもの。
現在の賃料水準は、新規物流施設開発のコストに見合っていないものの、需給バランスの逼迫に伴う賃料上昇が期待できること、世界景気の回復とともに、再調達コストも上昇し、特に景気循環の中で回復局面にあるアメリカやヨーロッパにおいて賃料の上昇が期待されると分析している。