戸建住宅の地盤調査、地盤補強工事を手掛けるジャパンホームシールド(株)は、同社が2010年10月より開始した地盤調査試験法「スクリュードライバーサウンディング試験(以下、SDS試験)」の実施件数が累計5万件を突破したと発表した。
SDS試験は、土質を加味して地盤を評価することで、不同沈下のリスクを低減。現在主流となっている「スウェーデン式サウンディング試験(以下、SWS試験)」の機材に専用のユニットを装着するだけで行なえるため、低コストで試験を実施できる。
提供開始以来、大手ハウスメーカーを中心に需要が伸び、13年3月には累計3万件、その後半年で累計5万件を達成した。今後は、同社実施の地盤調査におけるSDS試験の比率を、現在の35.2%から14年度中に50%まで高めていく考え。