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東京・高田馬場の大規模免震タワーマンション/住友不動産

「スカイフォレストレジデンス」外観パース

 住友不動産(株)は、現在開発中の大規模分譲マンション「スカイフォレストレジデンス」(東京都新宿区、総戸数361戸)のモデルルームを12日にオープンすると発表した。

 同社では、JR山手線内「高田馬場」駅の南側エリアに位置する、JR東日本社宅跡地約2.4ha内で、37階建てのオフィス棟+広場、生活利便施設、分譲住宅棟からなる大規模複合開発「新宿スカイフォレスト」を開発しており、「スカイフォレストレジデンス」はこの分譲住宅棟に当たる。

 JR山手線「高田馬場」駅徒歩6分、東京メトロ東西線「高田馬場」駅徒歩8分、東京メトロ副都心線「西早稲田」駅徒歩9分と、2駅4路線が利用可能な立地。また、近隣には戸山公園があるため、都市に豊かさと緑を享受できる住環境となる。

 建物は鉄筋コンクリート造地上26階地下2階建て。建物の床下を鉄筋コンクリートで固め、地表近くの地盤で建物を支える「直接基礎工法」とともに、免震構造を採用することで、暮らしの安心感を高める構造とする。
 外観はガラスをベースとした白と黒のコントラストにすることで、緑と空に映えるファサードデザインに。共用廊下はプライバシーに配慮した内廊下とする。また、ゲストルーム2部屋、23階にスカイラウンジを設置するなど、充実した共用施設を用意する。

 専有面積は約41~81平方メートル、間取りは1LDK~3LDK。一部住戸では、間取りやインテリアカラーを選択できる“カスタムオーダーマンション”に対応。また、天井高を最大約2,600mmとすることで、空間の広がりを感じられる仕様とした。そのほか、スライド式食器洗い乾燥機や生ごみディスポーザーなどの設備を採用する。

 同社マンション事業本部東京事業所営業課営業一係主任の大屋 康一郎氏は、「用地を取得したのは9年前。JRや近隣の学校の協力を得ながら敷地内に周辺の防災拠点となる広場を設けることで高さ制限の緩和が実現した」などと話した。

 竣工は2014年12月下旬、入居予定は15年3月中旬の予定。


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