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エネルギー情報を分かりやすく見える化。対話型HEMSを開発/積水ハウス

対話型HEMS「あなたを楽しませ隊」画面イメージ

 積水ハウス(株)は15日、IBMプラットフォームと連携した対話型HEMS「あなたを楽しませ隊」を開発、運用を開始した。

 同サービスは、エネルギー情報を分かりやすく、楽しく見える化し、家とオーナーの情報を一元管理するもの。従来のHEMSは、時間の経過とともに関心が薄くなってしまう傾向があるため、対話型のコンテンツとし、同社社員などのキャラクターを説明役に、エネルギー情報や家のお手入れ情報、生活情報、タウン情報を提供する。

 日本アイ・ビー・エム(株)と共同で構築した次世代プラットフォームを活用。これまで、HEMSのメーカーごとに管理されていたデータを一元管理できるため、HEMSのハードウェアを選択することが可能となる。

 同日会見した同社執行役員環境推進部長の石田建一氏は、「対話式にすることで、HEMSを楽しみながら使うことができるようにした。今後、HEMSの規格は統一化されていくと思うが、一元管理を可能としたことで、将来を見据えた仕組みとしている」などと話した。

 当初3年間で、3万戸の住宅への導入・展開を目指していく。


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