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全125邸の大型分譲「大宮ヴィジョンシティ みはしの杜」、11月8日より販売開始/ポラスグループ

ヨーロピアン調の「石の公園」を街区のゲートに設置
空間をカスタマイズできる「可変の家」、健康志向の「素足の家」、フレンチカフェをイメージした「フレンチハウス」の3つのスタイルを用意。写真は「可変の家」

 ポラスグループは、さいたま市・大宮で開発中の大型分譲「大宮ヴィジョンシティ みはしの杜」の第1期(24戸)販売を11月8日より開始する。それに先立ち17日、報道陣向けの現地見学会を実施した。
 
 同物件は、JR京浜東北線他・東武野田線・ニューシャトル「大宮」駅徒歩30分、または東武バス約10分バス停「県営三橋団地」徒歩3分に立地。

 ポラスタウン開発(株)と(株)中央住宅による共同プロジェクトで、全125戸の大規模分譲物件。
 土地面積150.24~175.50平方メートルと、全戸が150平方メートル超。建物面積は111.23~117.79平方メートルで、間取りは2LDK+2フリースペース~3LDK。
 
 太陽や風、雨水など自然の力をできるだけ活用したパッシブランドデザインを意識したまちづくり・家づくりを実施。区割や配棟計画についても、気象データ分析と流体解析を用いたシミュレーションをした上で実施。開発地内をつなぐ「石」「丘」「道」をテーマとした3つの街区公園も、この計算のもと配置している。

 また各戸に設置したポラスオリジナルのHEMS(ヴィジョンHEMS)には、心地よい風が吹いた時に窓開け案内する「採風アラート」機能を搭載。庭には雨水タンクも設置すると共に、家庭菜園スペースとなる「ポタジエ」も提案。ゴミを肥料とするコンポストと合わせ、フード&グリーンサイクルを実現させる。

 間取り等デザインについては、それぞれの家族が持つスタイルに応える「スタイルプラン」を用意。購入者がインフィル部分をコーディネートできる「可変の家」や、杉板の壁と無垢フロアのあるリビングを用意した「素足の家」、カフェスペースなどを提案した「フレンチハウス」といったスタイルプランも用意する。

 販売価格は、3,000万円台後半から5,000万円を予定。

 なお、同物件は国土交通省の「平成25年度第1回住宅・建築物省CO2先導事業」の戸建住宅・新築の部で採択されている。詳細は9月19日のニュース参照。


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