三菱地所(株)は17日、「Rebirth 東北フードプロジェクト」の第6弾として、石巻・気仙沼の水産加工会社と連携し、オリジナル缶詰商品を開発すると発表した。
同エリアの水産加工会社において、震災後の販路回復がいまだ途上にあることから、オリジナル缶詰を開発することで販路開拓・販売促進を支援しようというもの。
同社、丸の内シェフズクラブのシェフ、東北地域のシェフ、同地域の水産加工会社の4者が連携し、両地域のブランド食材である石巻の「金華さば」、気仙沼の「さんま」、「フカヒレ」を使用した商品を開発する。
非常時にも役立つおかずとスープ類を予定しており、完成した商品は同社グループで防災備蓄品や営業ツールとして購入するほか、一般にも販売する。なお、商品数は、石巻・気仙沼エリアで各1商品の合計2商品。商品ロット数は各エリアでそれぞれ6,000個。
今後、各エリアで4者における工場視察や試食等を経て、14年3月6日に丸ビル1階マルキューブで商品発表会を行なう予定。