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工事原価削減が奏功し、売上総利益率アップ/三栄建築設計13年8月期決算

 (株)三栄建築設計は17日、2013年8月期決算を発表した。

 当期(12年9月1日~13年8月31日)は連結売上高511億5,100万円、営業利益60億2,700万円、経常利益56億5,100万円、当期純利益33億4,000万円。当期から連結財務諸表を作成しているため、前期比はなし。

 当期は工事原価の削減に力を入れ、工事協力業者との価格交渉および新規業者開拓を進めた。このため主力の不動産販売事業において工事着手と完成が遅れるケースが増えたことから、引き渡し件数は当初予想を下回り、セグメント別売上高も予想に届かなかった。しかし、工事原価削減の効果により、同事業の売上総利益率は18.1%と前期を上回った。

 14年8月については連結売上高586億7,100万円、営業利益53億100万円、経常利益50億7,500万円、当期純利益29億3,100万円を見込む。


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