野村不動産ホールディングス(株)は29日、野村ビルマネジメント(株)と野村リビングサポート(株)の2社の合併を決めた。野村ビルマネジメントを存続会社とし、野村リビングサポートは消滅する。合併期日は2014年4月1日。
野村ビルマネジメントはオフィスビルの施設管理のほか、PMやオフィスビル修繕などの事業を展開。野村リビングサポートは野村不動産の分譲マンション「プラウド」シリーズを中心とした住宅の施設管理および賃貸マンションのPM事業を展開している。
両社に分散していた運営管理事業の統合を通じ、グループ内の人材・ノウハウを集約。ビル管理事業の技術力と、マンション管理事業の運営力とを組み合わせることで、多様化する顧客ニーズへの対応力強化を図る。
また、合併を通じて修繕工事をはじめとしたストック分野での収益機会を拡大。複合用途施設の管理受託やPPP/PFIといった新たな事業領域への進出も目指す。
合併会社の資本金は1億円を予定する。社名と代表者は未定。