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コア事業に経営資源集中、斡旋事業は営利2ケタ増/アパマンショップHD13年9月期決算

 (株)アパマンショップホールディングスは31日、2013年9月期決算を発表した。

 当期(12年10月1日~13年9月30日)の連結売上高は366億4,200万円(前期比5.1%減)、営業利益23億1,000万円(同0.2%減)、経常利益14億800万円(同4.1%増)、当期純利益22億1,300万円(前期:当期純利益9,300万円)。コスト削減に加え、有利子負債圧縮等財務体質の強化を図り、減収ながら経常ベースで利益増を実現した。また、業績と財務体質の改善が一定の成果を挙げたと判断。5期ぶりに復配(1株当たり100円)する。

 主力事業の斡旋事業とPM事業に経営資源を集中。斡旋事業では、店舗数を直営・FC合わせ1,062店舗(前期比62店舗増)にまで拡大。各種キャンペーンの展開等で斡旋件数、管理戸数を増やし、売上高104億6,400万円(同9.3%増)、営業利益19億8,900万円(同12.4%増)を確保した。

 PM事業では、入居率向上や原価低減策といった収益性向上対策を強化。売上高244億1,300万円(同6.4%減)、営業利益10億9,900万円(同8.9%増)、期末の管理戸数は5万9,619戸(前期末比同749戸増)となった。

 なお次期については、連結売上高370億円、営業利益24億円、経常利益17億円、当期純利益20億円を見込む。


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