オリックス・リビング(株)は5日、第6回「介護に関する意識調査」結果を発表した。11月11日の“介護の日”に合わせて調査したもので、全国の40歳代以上の男女1,238人(男性737人、女性501人)を対象にインターネットによりアンケートを実施した。
「家族の介護」について、約9割(85.7%)が“不安を感じる”と回答。男性(82.9%)よりも女性(89.8%)の方が不安に感じていた。また、自身の介護についても、約9割が“不安を感じる”と回答。しかし、自身の介護が必要になったときについては、「まだ何も考えていない」(68.3%)、「考えているが、まだ家族に伝えていない」(24%)と、約9割が具体的な行動に移っていなかった。
介護ロボットによる身体介護については、「推奨されていれば受けても良い」(71.5%)、「積極的に受けたい」(8.8%)と、約8割が肯定的。さらに、女性は年代が上がるにつれ積極的な意向を示し、その理由として、「気を使わないから」(56.6%)、「本当は人の手が良いが気を使うから」(30%)等が挙がった。