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不動産販売事業が牽引。営利20%増/住友不14年3月期第2四半期決算

 住友不動産(株)は6日、2014年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(13年4月1日~9月30日)の連結売上高は3,914億9,500万円(前年同期比24.6%増)、営業利益831億2,300万円(同20.9%増)、経常利益679億5,100万円(同34.0%増)、当期純利益418億7,200万円(同58.8%増)と大幅な増収増益。

 主力の不動産賃貸事業は、前期竣工ビルが通期稼働し収益寄与したが、テナント工事などの付帯収益が減り、営業収益は1,394億3,800万円(同0.3%減)、営業利益は487億5,100万円(同1.5%減)と減収減益。期末空室率は6.6%(前年同期末:7.7%)と改善基調。

 不動産販売事業は、マンション計上戸数が2,853戸(前年同期比1,219戸増)と大幅増。契約戸数も3,105戸(同688戸増)と上期で初めて3,000戸を突破した。営業収益は1,392億6,500万円(同76.2%増)、営業利益は266億1,800万円(同81.2%増)と大きく伸びた。 

 なお通期では、連結売上高7,600億円、営業利益1,600億円、経常利益1,250億円、当期純利益680億円を見込んでいる。


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