サンフロンティア不動産(株)は6日、2014年3月期第2四半期決算説明会を開催した。
当期(13年4月1日~9月30日)は連結売上高70億8,600万円(前年同期比70.0%増)、営業利益20億7,500万円(同148.7%増)、経常利益20億2,100万円(同154.1%増)、当期純利益18億7,000万円(同80.0%増)。
今後は、賃貸仲介、プロパティマネジメント、建築企画リニューアル、売買仲介を核とした社内の11の多様な専門部門を活用し、都心の築20年以上の中古オフィスビルを中心に不動産再生事業に取り組む。また、単なるリーシング営業やテナント管理にとどまらず、各専門部門と協業し、富裕層を対象に、相続対策や資金運用等のニーズにワンストップで解決に当たる事業にも注力し、他社との差別化を図っていく。
同社代表取締役の堀口智顕氏は、「アベノミクスの成長戦略や東京オリンピック開催決定等により、経済の回復も実感できるようになってきた。ここ数年、車の運転に例えると常にサイドブレーキを握りながら運転してきたが、付加価値連鎖型の不動産再生事業を中心に、このチャンスをしっかり掴めるよう、この1年はサイドブレーキから手を放し、アクセルをしっかり踏んだ経営を行なっていきたい」などと述べた。
なお通期では、連結売上高160億円、営業利益29億5,000万円、経常利益28億円、当期純利益26億円を見込む。