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賃貸事業が堅調に推移し、営利2ケタ増/三井不動産14年3月期第2四半期決算

 三井不動産(株)は7日、2014年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(13年4月1日~9月30日)は、連結売上高6,361億5,100万円(前年同期比3.3%増)、営業利益692億700万円(同13.1%増)、経常利益568億1,900万円(同20.7%増)、当期純利益398億5,200万円(同48.3%増)。

 主力の賃貸事業は、前期竣工の「日本橋アステラス三井ビルディング」が通期稼働して収益に寄与。「ラゾーナ川崎」のリニューアル効果もありセグメントの売上高2,219億2,900万円(同1.7%増)、営業利益554億5,500万円(同1.4%増)と堅調に推移した。全国のオフィス・商業施設を合わせた空室率は3.4%となり、6月末に比べて0.2ポイント上昇。首都圏のオフィス空室率は4.5%と6月末から0.7ポイント上昇。

 分譲事業は、個人向け住宅の引渡戸数が減少したことでセグメント全体では減収減益。セグメント売上高1,187億100万円(同4.4%減)、営業利益23億800万円(同65.9%減)だった。

 なお、通期業績では連結売上高1兆5,300億円、営業利益1,600億円、経常地益1,320億円、当期純利益650億円を見込む。


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