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管理受託、仲介など大幅な伸び。営利9%増/東急不動産HD14年3月期第2四半期決算

 東急不動産ホールディングス(株)は8日、2014年3月期第2四半期決算を発表した。

 同期(13年4月1日~9月30日)の連結売上高は2,940億8,600万円(前年同期比2.6%増)、営業利益251億5,300万円(同9.5%増)、経常利益200億9,200万円(同21.4%増)、当期純利益90億9,900万円(同35.9%減)。最終利益の大幅減は、前期はアクティビア・プロパティーズ投資法人への資産譲渡に伴う固定資産売却益84億円が計上されていたため。

 賃貸事業は、アクティビア・プロパティーズ投資法人への資産譲渡の影響で売上高632億円(同3.5%減)、営業利益179億円(同8.5%減)。分譲事業は、売上高は579億円(同16.1%減)だったが、分譲マンションの売上増により営業利益は29億円(同13.0%増)となった。

 管理受託は、東急コミュニティー(株)のユナイテッドコミュニティーズ(株)の連結子会社化で管理ストックが増加。売上高475億円(同25.4%増)、営業利益31億円(同23.7%増)と大幅な伸び。仲介も、リテール・ホールセールともに取引件数・成約価格が上昇。売上高242億円(同25.4%増)、営業利益36億円(同210.4%増)と伸長した。

 なお、通期では連結売上高7,000億円、営業利益600億円、経常利益485億円、当期純利益230億円を見込んでいる。


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