(株)長谷工コーポレーションは8日、2014年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(13年4月1日~9月30日)は、連結売上高2,641億4,600万円(前年同期比8.5%増)、営業利益107億700万円(同14.6%増)、経常利益93億2,200万円(同17.3%増)、当期純利益64億4,400万円(同9.2%増)と増収増益。
設計施工関連事業では、首都圏で大規模物件(200戸以上)4件を含む39件、近畿圏で大規模物件1件を含む13件、計52件の分譲マンション新築工事を受注。完成工事については、分譲マンション33件を含む、計35件の竣工・引き渡しを実施。売上高は1,552億円(同4.2%増)と増加したものの、完成工事総利益率が低下し、営業利益は87億円(同0.7%減)に。
不動産関連事業では、金利やマンション価格の先高感、消費税率引き上げを意識したユーザーマインド改善で、契約戸数・引き渡し戸数が増加。売上高576億円(同32.0%増)、営業利益30億円(同238.5%増)を計上した。
住宅関連サービス事業では、大規模修繕工事が増加。売上高501億円(同12.3%増)、営業利益25億円(同11.2%増)と伸長した。
なお、売上高の先行指標となる受注高は、ユーザーマインドの改善、建築費上昇を避けるための早期着工を目指すマンションディベロッパーからの受注増が顕著となり、当初予想の通期3,000億円から3,500億円に上方修正した。
通期では、連結売上高5,750億円、営業利益270億円、経常利益230億円、当期純利益150億円を見込む。