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東京・晴海で総戸数1,450戸の大規模ツインタワーマンション販売/住友不動産

「ドゥ・トゥール キャナル&スパ」完成予想パース
43階に設置予定の「ビューラウンジ&バー」
モデルルームでは、新ダイナミックパノラマウインドウの解説模型も展示

 住友不動産(株)は21日、中央区晴海に開発中のツインタワーマンション「ドゥ・トゥール キャナル&スパ」のモデルルーム(ゲストサロン)をマスコミに公開した。

 都営大江戸線「勝どき」駅徒歩9分、晴海三丁目西地区第一種市街地再開発事業地内に供給されるもの。
 200mにわたり運河に面しており、2020年に開催予定の東京オリンピック選手村にも近接という稀少な立地。銀座エリアまで晴海通り1本で約2kmで行けるというアクセスの良さに加え、15年に予定される環状第2号線の開通により、その他都心中枢エリアへのアクセスも大幅に向上する予定。

 敷地面積1万5,222.35平方メートル。鉄筋コンクリート造地上52階地下1階建て2棟で構成される。高さは約180m。戸数は住宅1,450戸とし、その他店舗2区画と、上層部にSOHOを216区画用意する。

 天井から足下近くまでの大型窓を設置する「ダイナミックパノラマウインドウ」に、柱・梁が室内に出ないアウトフレーム工法を組み合わせた「新ダイナミックパノラマウインドウ」を導入し、ダイニングなどからも眺望を楽しめる環境を実現。また、長期優良住宅認定を同社単独事業としては初めて取得した。
 
 共用部は、幅15mという巨大な浴槽を備えた200平方メートルの大型スパや、43階の「ビューラウンジ&バー」、コミュニティを育む「キッズルーム&ペアレンツサロン」など、大規模物件ならではの多彩な施設を開設する。

 同社住宅分譲事業本部副本部長兼東京事業部長の青木斗益氏は、「これまで当社で手掛けてきたタワーマンションの集大成とする物件。オリンピック開催決定で注目される晴海のランドマークとなるようなマンションにしたい」と語った。

 14年より事前案内を開始する計画で、販売開始は14年春の予定。高層階より販売を進めていく計画で、販売価格は未定だが、「高層階の3LDK・70平方メートル台で、6,000万円台後半から7,000万円台での販売を検討中」(同社東京事業部営業二課主任・砂押圭輔氏)という。


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