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「賃貸不動産経営管理士」初の全国統一試験を実施/賃貸不動産経営管理士協議会

東京流通センターでは1

 (一社)賃貸不動産経営管理士協議会(会長:林 直清氏)は21日、「賃貸不動産経営管理士」資格初の全国統一試験を17日に実施したと発表。受験者数は全国11会場で3,946名(速報値)、受験率は96.1%にのぼった。

 賃貸不動産経営管理士資格制度は、紛争の未然防止の観点から不動産所有者およびテナント・入居者に対し中立な立場で、透明性の高い情報の提供や助言・提案ができる賃貸管理のプロフェッショナルを育成するため創設されたもの。同制度は2007年の創設以来、講習受講(3日間)と修了試験の結果で資格者を認定してきたが(累計2万6,000名余)、今年度からは講習の受講を任意とし、年1回の統一試験により資格を付与。国家資格に準じた試験制度へと一新した。

 合格発表は2014年1月15日とし、同協議会のホームページに合格者の受験番号を掲載するほか、同日より合否通知書の郵送を開始する。同協議会は、同資格の国家資格化に向け取り組んでいく考え。


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