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「イオンリート投資法人」が上場。商業施設17物件でスタート

 イオンリート投資法人は22日、(株)東京証券取引所不動産投資信託証券市場に上場した。

 同投資法人は、イオン(株)が100%出資。イオングループの大規模商業施設(海外不動産を含む)を中心としたポートフォリオの資産価値維持向上を図り、戦略的なキャッシュ・マネジメントと安定した財務基盤の強化を目指す。資産運用会社は、イオン100%出資のイオン・リートマネジメント(株)。上場のポートフォリオは、海外商業施設1物件を含む17物件。取得価格は1,589億円。

 発行投資口数は90万口(国内73万9,350口、海外16万650口)。公募価格は10万5,000円、同日の始値は11万5,000円、終値は11万3,600円だった。

 なお、運用状況予想は、14年1月期が営業収益27億7,300万円、営業利益11億5,500万円、経常利益4億1,400万円、当期純利益4億1,300万円、1口当たり分配金322円。14年7月期が営業収益74億3,100万円、営業利益28億6,800万円、経常利益22億8,600万円、当期純利益22億7,900万円、1口当たり分配金2,400円。


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