（株）リビタは22日、高所得者層向け買取リノベーション再販事業「R100 TOKYO」の一環として展開する、高価格帯の1棟丸ごとリノベーションブランド「LUCLASS（ルクラス）」シリーズの「碑文谷」（東京都目黒区、総戸数22戸）と「代々木上原」（東京都渋谷区、総戸数12戸）のコンセプトルームを公開した。
「碑文谷」は、敷地面積1,682平方メートル、延床面積3,458平方メートル。1992年築の鉄筋コンクリート造地上4階地下1階建て。東急目黒線「西小山」駅徒歩13分に立地。住戸は1LDK～4LDK、専有面積66～152平方メートル。これまで11戸を販売、4～5戸が申し込み済み。販売価格は約7,400万～1億2,500万円。購入者は、30歳代の2人世帯が中心で、会社経営者や外資系金融会社員など。竣工、引き渡しは2014年3月末を予定。
「代々木上原」は、敷地面積998平方メートル、延床面積2,310平方メートル。1999年築の鉄筋コンクリート造陸屋根地上3階地下1階建て。東京メトロ千代田線「代々木上原」駅徒歩7分に立地。住戸は、2LDK・3LDK。専有面積94～152平方メートル。第1期販売4戸はすべて契約済み。販売価格は約1億～1億5,000万円。購入者は、30歳代後半の子育て世帯と50歳代の夫婦世帯で、会社員や自営業者。竣工は2013年12月末、引き渡しは14年3月末を予定。
両物件ともオーナーチェンジ物件で、退去があり次第、リノベーションと販売を進めていく。「R100 TOKYO」のテーマである「先見性」「普遍性」「継承」「時・間」「誇り」をもとに、既存を極力生かした形で刷新。専有部リノベーションをオーダーできる設計システムを採用する。
コンセプトルームでは、基本的なリノベーションプランである「スマートオーダー」と、料金をプラスすることでこだわりを反映した「プレミアムオーダー」を想定したものを用意した。共用部もファサードやラウンジの設置、外構・植栽の刷新など豊かな空間づくりを行なった。
同社は、「LUCLASS」シリーズ物件を下目黒と本駒込で取得済み。来年には販売を開始する予定。「R100 TOKYO」の詳細は11月14日付けのニュース参照。