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会員のマンション改修工事請負工事高、元請高ともに順調に伸長/MKS

「12月で協会設立から丸5年となる。協会の周知にさらに力を入れていきたい」などと話す板倉会長

 (一社)マンション計画修繕施工協会(MKS)は3日、記者懇談会を開催した。

 事業活動報告では、2013年11月30日時点での会員数が197社(正会員141社、賛助会員56社)となり、前年より6社増加したと発表。また、12年度の会員社のマンション改修工事請負工事高は約1,950億円と、集計を開始した09年度の約1,700億円から順調に増加。マンション改修元請高も約1,200億円(09年度:約990億円)とともに増加したことを明らかにした。
 さらに、同協会が会員向けに提供する「MKS計画修繕保証システム」の受注も増加傾向であるとした。
 
 同協会会長の板倉 徹氏は、「設立当時からの課題としてきた “建設業業種区分の見直し”について、今年も国土交通省に要望してきた。今月中にも住宅リフォーム産業の工事の施工グループの位置付けを明確にするという話があり、一定の成果があげられたのではないか」等と話した。

 2014年1~3月の事業活動計画では、「MKS施工標準書」の発行や「マンション計画修繕初任者研修」などを予定している。


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