日本商業開発(株)は5日、2014年3月期第2四半期決算の説明会を開催した。
当期(13年4月1日~9月30日)の連結売上高は43億7,700万円(前年同期:売上高2億2,700万円)、営業利益7億200万円(同:営業損失1億9,800万円)、経常利益4億5,200万円(同:経常損失2億2,100万円)、当期純利益2億6,700万円(同:当期純損失1億4,200万円)と黒字転換となった。
説明会において、代表取締役社長の松岡哲也氏は、「前期から仕入れを再開しており、販売用不動産の売却が大幅な増収増益の要因となった。当社が手掛ける不動産私募ファンド“JINUSHIファンド”による資金の集約化が進めば、資金調達も容易になる。また、同ファンドに自社開発物件を売却するなどして、さらなる成長・収益増大を目指していきたい」等と話した。
なお、通期の業績予想を修正。不動産販売価格の上昇により売上総利益が改善したことや金融費用の改善などによるもので、修正後の売上高を106億円(前回発表比6.0%減)、営業利益11億7,000万円(同6.4%増)、経常利益7億1,500万円(同30.0%増)、当期純利益5億1,000万円(同45.7%増)とした。
あわせて配当予想も修正。期末時点での配当を27.50円(前回発表時:17.50円)に変更した。
2014年3月期第2四半期決算の詳細については、11月13日付けニュースを参照。