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13年度接客コンテスト本選、東日本・西日本で開催/ピタットハウスネットワーク

東日本大会決勝戦の様子。多くの審査員や見学者に囲まれながら行なわれた
営業とは関係のない雑談や声をかけてもらやすい雰囲気づくり、声のトーンの変化など、往復の新幹線の中で、平均より6倍以上の売上を出した秘訣を講演した、元新幹線のカリスマ販売員である茂木氏

 ピタットハウスネットワーク(株)は5~6日、同社フランチャイズネットワークの直営・加盟店全店舗を対象とした「2013年度 ピタットハウス接客コンテスト」の東日本大会と西日本大会の本選を開催した。今回で12回目の開催。

 今年度は、よりイベント色を強くするため、本選会場を東日本大会では東京国際フォーラムへ、西日本大会ではホテルグランヴィア大阪へ移し、外部講師による講演会も併せて開催。東日本大会では元山形新幹線のカリスマ販売員の茂木 久美子氏が「おもてなしの心を大切に」をテーマに、西日本大会では美姿アドバイザーの水野里香氏が「今日から変われる美姿チェック」をテーマに、それぞれ講演した。本選当日の見学者は東日本で160人、西日本で70人にのぼった。

 また、従来の「賃貸」(借り主部門、ビギナー部門[業務経験2年以下、30歳以下])、「売買」(買い主部門)に加え、賃貸、売買でそれぞれオーナーを顧客と想定した「貸し主部門」「売り主部門」を新設した。

 過去最大の900人エントリーのもと10~11月に予選を開催。東日本大会では40名が、西日本大会では20名が本選へ出場した。そこから両大会とも決勝へは6名(うち、賃貸部門3名、売買部門3名)が進出した。
 決勝では同社社員2名を顧客に見立て、「物件見学後のクロージング」を想定しての接客を15分間で実施。好感度、ヒアリング力、プレゼン力、不動産知識量などを審査した。

 審査の結果、金賞は、東日本で齊藤 浩一郎氏(曳舟店(株)キュピ、賃貸・貸し主部門)が、西日本で式田洋子氏(牧方店(株)関西ホームサービス、賃貸・借り主部門)が受賞した。ほか東日本・西日本ともに、銀賞各2名、銅賞各3名を選出した。

 また、昨年より設けられたビギナー部門では、東日本では傳法 知奈美氏(氷川台店店(株)正久保不動産)、笠原成龍氏(我孫子店スターツピタットハウス(株))が、西日本では熊野 真利子氏(姪浜店九州スターツ(株))がビギナー賞を受賞した。


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