三菱地所(株)は11日、同社初の単独物流施設「ロジクロス福岡久山」(福岡県糟屋郡)を着工した。同時に、同社の物流施設ブランド名を「ロジクロス」に決定し、全国展開していくと発表した。
「ロジクロス福岡久山」は、九州自動車道の福岡ICから約3.2kmの敷地面積1万8,136.90平方メートルに立地。博多駅約12km、博多港15km、福岡空港12kmとアクセスに優れているのが特徴。建物は、地上4階建て・延床面積約4万平方メートル。
貸付区画は4区画まで分割でき、約7,600平方メートルから賃貸可能できるマルチテナント型。3階バースまでトラックが自走可能なスロープを設け、1・3階には大型トラックが着床できるトラックバースを設けた。
同社は、2013年4月に「物流施設事業部」を新設。オフィス、住宅、商業施設に次ぐ事業の柱に育てるため、福岡、大阪、名古屋などの大都市圏を中心に全国展開の検討を進めている。