パナホームは12日、同社の戸建て商品「エコ・コルディス」と集合商品「フィカーサエコソレイユ」が、(一財)新エネルギー財団が主催する2013年度の「新エネ大賞」の「新エネルギー財団会長賞」を受賞したと発表した。
同賞は、新エネルギーの導入促進と普及・啓発を図ることを目的に、新エネルギーにかかわる商品・活動を募集し、表彰するもの。両商品は大容量の太陽光発電システムを搭載でき、ネット・ゼロ・エネルギーを実現する環境性能を持つ。発売開始以降、順調な販売実績があることも高い評価を得た。
エコ・コルディスは「太陽光パネルを屋根にする」発想で開発された戸建住宅。一般的な戸建ての搭載容量が4kW程度なのに対して、10kW以上の太陽光パネルを搭載できる。独自の断熱システムや換気システムに加え、パナソニック製のHEMSを標準装備することで、一次エネルギーの年間自給率は約290%に達する。
フィカーサエコソレイユに16.66kWの太陽光パネルを搭載した場合、20年間で約1,400万円の売電収入が得られる試算。月額賃料5万8,000円の経済効果に相当するという。