三井不動産(株)は16日より、同社が運営する新宿三井ビルディングの「しんじゅく季膳房」で、(株)阿部長商店(宮城県気仙沼市)の水産加工品を使用した復興ランチメニューの販売を開始する。
東日本大震災の被災地域企業が抱える経営課題解決に、大手企業等の経営資源を効果的につなぐ、復興庁主催「地域復興マッチング『結の場』」の一環として実施するもの。
同社では、同取り組みの初回(石巻市開催)および第2回(気仙沼市開催)に参加し、被災地企業の販路拡大を支援した。
今回販売する復興ランチメニューは、三陸産の海産物を使用した「結の場定食(さかなフライ4種盛り定食)」と「結びの場丼(さんま竜田揚丼)」(いずれも税込み580円)。
今回実施する取り組みは、初めての継続的な支援策。今後もメニューの充実を図るほか、他物件への導入も検討していく考え。