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東京・御成門で環境・社会配慮型オフィスビル着工/三菱地所

「フロントプレイス御成門」外観イメージ

 三菱地所(株)は16日、東京都港区新橋6丁目で進めているオフィス開発プロジェクトに着工。建物名称を「フロントプレイス御成門」に決定した。

 敷地面積約1,154平方メートル、鉄骨造・コンクリート造地上8階地下1階塔屋1階建て。都営三田線「御成門」駅徒歩1分の旧パナソニック2号館跡地に建設するもの。

 基準階フロアは有効面積約251坪、天井高2.8mの無柱空間を確保。芝公園と東京タワーの眺望を全フロアに確保するほか、屋上にはテナント専用のリフレッシュテラスを設ける。建物外観には温かみのある素材を用いるほか、一部フルハイトのガラスカーテンウォールを採用。
 安全面では建築基準法上必要な耐震性の1.25倍を確保。環境配慮面では、自然喚起設備、Low-eペアガラスのほか、LED照明を採用した。

 また、日本政策投資銀行による「DBJ Green Building 認証制度」において「Gold」(極めて優れた環境・社会配慮がなされたビル)の格付けを取得している。

 竣工は2015年春を予定。


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