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全国大都市圏のビル空室率、大阪は6ヵ月連続改善/ビルディング企画調査

 (株)ビルディング企画は16日、全国6大都市圏(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡)の主要エリアにおけるオフィスビル市況をまとめた。

 各都市圏の平均空室率は札幌7.65%(前月比0.26ポイント低下)、仙台11.96%(同0.21ポイント低下)、名古屋10.49%(同0.23ポイント低下)、大阪10.75%(同0.52ポイント低下)、福岡8.90%(同0.07ポイント上昇)。福岡でわずかに上昇したほかは低下傾向。大阪は、6ヵ月連続の改善で、13年2月以来の10%台となった。

 1坪当たりの推定成約賃料は、札幌8,190円(同225円上昇)、仙台8,566円(同10円上昇)、名古屋9,767円(同7円下落)、大阪9,151円(同38円上昇)、福岡9,091円(同56円下落)。札幌でオーナチェンジビルが新規募集を開始した影響で大きく上昇したほかは、いずれも小幅な増減を繰り返す傾向が続いている。

 なお、東京のオフィスビル市況については、12月16日付けのニュースを参照。


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