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マッチングギフト制度を活用し、被災企業を継続支援/三菱地所

 三菱地所(株)は17日、ミュージックセキュリティーズ(株)(東京都千代田区、代表取締役:小松真実氏)が組成・運営する「セキュリテ被災地応援ファンド」への社員の出資に対してマッチングギフト制度を活用し、会社として応援金を負担すると発表した。

 「セキュリテ被災地応援ファンド」は東日本大震災から立ち上がる事業者を出資金と寄付金で応援するファンドで、事業者が事業の再建・復興のために必要な資金を集めることができる。
 1口1万500円のうち、半分を出資金、残りを寄付(応援金)とし、1口あたり5,000円の出資金に対して、売上金額に応じた分配金が支払われる。

 同社では、同ファンドの設立主旨に賛同し、立ち上げ当初からサポーター企業として協力。
 昨年からは同ファンドに対し、寄せられた金額に対して企業側が一定比率の額を上乗せし、寄付金額を増やした上で寄付を行なう「マッチングギフト制度」を導入し、社員42名からの135口の申し込みに対して141万7,500円中67万5,000円の応援金を会社が負担している。

 なお同社は、マッチング制度の継続により、会社と社員が協力して長期的な被災地支援に取り組んでいくとしている。


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