不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

東京都心のビル空室率、2ヵ月連続低下で再び5%台を回復/三幸エステート調査

 三幸エステート(株)は18日、東京都心5区および全国6大都市における11月度の大規模オフィスビル(基準階貸室面積200坪以上)のマーケットデータを発表した。

 東京都心5区のビル空室率は5.88%(前月比0.18ポイント減)と2ヵ月連続で低下し再び5%台を回復。現空面積も29万2,655坪(前月比1万1,071坪減)と改善した。

 募集賃料は、坪当たり1万8,471円(同75円減)と小幅ながら下落が続き、2ヵ月連続で統計開始以来の最安値を更新した。需給バランス改善が進むも賃料下落にはいまだ歯止めがかかっていない状況。募集面積も59万4,651坪(同6,823坪増)と低下した。

 なお、全国の6大都市別の空室率は、東京23区6.2%(同0.3ポイント減)、札幌市6.0%(同0.1ポイント減)、仙台市11.0%(同0.5ポイント減)、名古屋市8.5%(同0.3ポイント増)、大阪市10.1%(同0.2ポイント減)、福岡市7.8%(同増減なし)。


最新刊のお知らせ

2025年6月号

本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス ご購読はこちら