長谷工グループで、有料老人ホームを運営する(株)センチュリーライフは20日、入居費用を抑えた高齢者向け住宅の新ブランド「センチュリーハウス」を展開すると発表した。
同社が24年にわたり培ってきた介護サービスのノウハウを活かして展開していく。“必要十分の介護サービスを提供し、厚生年金の範囲で入居可能”であること、“「終の住まい」として看取りまでの包括介護を実施すること”を基本コンセプトとする。
24時間365日常駐の介護スタッフが身体状況にあわせた介護を提供。日中は看護師が常駐するほか、在宅療養支援診療所との提携や近隣医療機関との協力体制を構築していく。
施設は全室個室で電動ベッドやエアコン、照明を標準装備としたバリアフリー設計とし、浴室は4種類を用意することでさまざまな身体状況にも対応する。また、食事や交流の場となるリビング・ダイニングを各階に配置する。
同シリーズの第1弾として11月22日に開業した「センチュリーハウス玉川上水」(東京都東大和市、総戸数80戸)に続き、2014年には武蔵浦和と藤沢での開業が決定しており、今後は首都圏および近畿圏でも展開していく考え。