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首都圏の新築戸建て成約価格、2ヵ月連続全エリアで上昇/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は25日、同社のネットワークにおける2013年11月期の首都圏新築戸建て・中古マンションの登録価格と成約価格を発表した。対象は、登録物件が新築戸建て9,887件、中古マンション1,298件、成約物件が新築戸建て1,499件、中古マンション293件。

 新築戸建ての平均登録価格は3,207万円(前年同月比0.2%下落)と、9ヵ月ぶりのマイナス。成約価格は3,324万円(同4.5%上昇)と9ヵ月連続の上昇となり、2ヵ月連続で全エリアで上昇した。23区では5,000万円以上の物件シェアが2ヵ月連続で3割を超え、4,000万円以上は6割を超えるなど高額物件比率が拡大。前月比でも4ヵ月連続で上昇するなど、アベノミクスの影響をうかがわせる結果となった。

 一方、中古マンションの平均登録価格は1戸当たり2,244万円(同7.7%上昇)と5ヵ月連続の上昇。成約価格は2,188万円(同8.3%上昇)で、2ヵ月連続の上昇となった。価格が高く成約数が多い東京23区が2,650万円(同11.2%上昇)と2ケタの上昇幅を示したことが主因。


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