(一社)プレハブ建築協会は24日、2013年度上半期の「プレハブ住宅販売戸数実績調査報告」を発表した。毎年度半期ごとに調査しているもので、今回は会員50社が対象。
同期に販売されたプレハブ住宅の販売戸数は6万8,219戸(前年同期比8.5%増)。2上半期連続の増加となったものの、全着工新設住宅に占めるプレハブ住宅の割合は13.7%(同0.5ポイントダウン)と下降した。
建て方・階層別販売戸数は、一戸建住宅が3万3,122戸(前年同期比6.4%増)と、4上半期連続の増加となった。低層共同建住宅は、2万1,603戸(同9.0%増)と減少からふたたび増加に転じ、中高層共同建住宅は1万3,494戸(同13.1%増)と2上半期連続の増加となった。
構造別では、木質系住宅が8,923戸(同7.7%増)と4上半期連続の増加。鉄鋼系住宅は5万7,289戸(同9.1%増)と5上半期ぶりに増加に転じた。コンクリート系住宅は2,007戸(同4.4%減)と増加から減少に転じた。
都道府県別では、一戸建住宅で最も多かったのが前年上半期同様に愛知が3,652戸(前年同期3,356戸)、共同建住宅では前年上半期同様に東京5,940戸(同5,517戸)となった。