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台湾で初の複合開発プロジェクト参画/三菱地所

プロジェクト完成予想図。三菱地所初の台湾での開発プロジェクト参画となる

 三菱地所(株)は25日、台湾のプロジェクト会社に出資し、台北市での複合開発事業に参画すると発表した。台北市南港エリアのターミナル駅である「南港」駅上に、オフィス・商業・ホテルを開発するもの。三菱地所グループとして初の台湾での事業参画となる。

 出資するのは、現地の潤泰創新国際社(Ruentex(ルンテックス) Development)の子会社。潤泰創新国際社は、紡織、建設・開発、保険、流通販売などを手掛ける台湾有数の企業グループである潤泰集団の中核企業で、マンション開発や複合開発を手掛けるディベロッパー。以前から共同事業の検討やコンサルティング提案などを協議する旨の基本協定を締結している。

 プロジェクトは敷地面積約6万7,232.92平方メートル。オフィス棟とホテル棟はいずれも地上30階建て、商業棟・駐車場棟は各14階建ての4棟構成で延床面積は約19万6,790平方メートルとなる。2015年1月に商業施設の営業を開始し、同4月に全体竣工、同10月にオフィス、ホテル、駐車場の営業を開始する計画。


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